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『キングダム』はいつ終わるのか。連載は2006年に始まり、20年目に入っています。

この記事では、作者が公の場で語った内容と、現在の進行ペースから完結時期を整理します。完結時期は発表されていませんが、作者が巻数の目安を語った発言は残っています。

結論

  • 完結時期は公式に発表されていません。
  • 作者はゴールを「秦の中華統一」と語っています。巻数は100巻ぐらいという見通しも示されました。
  • 2026年8月時点で単行本は80巻です。残り20巻程度という計算になります。
  • 予定より伸びる傾向が続いています。王都奪還編は当初2巻の予定が5巻になりました。

作者が語った完結の目安

原泰久氏は、完結について複数回コメントしています。

時期 発言の内容
2021年8月 原画展でのインタビューで「願望的には、あと5年ぐらい」「50歳ぐらいで終われたら」と語る
近年 「秦の中華統一がゴール」「巻数的には100巻ぐらいになるのかな」と述べる

注目すべきは、2021年の「あと5年」という発言です。その5年後にあたる2026年になっても、作中はまだ趙の攻略段階にあります。願望として語られたものであり、予定として発表されたものではありません。

一方で「100巻ぐらい」という巻数の目安は、より具体的な手がかりになります。

現在の到達点と連載ペース

現在の到達点

単行本 80巻(2026年8月時点)
連載 第883話前後
作中の局面 趙の邯鄲攻防戦。秦は攻略に失敗
作中の年代 紀元前229年ごろ
滅ぼした国 韓のみ(第840話で滅亡)

連載20年で、7カ国のうち滅ぼしたのは1国です。統一まで残り5カ国あります。

予定より伸びる傾向

作者自身が、想定より長くなる傾向を認めています。

インタビューでは、王都奪還編について「当初は2巻ぐらいで描ける予定だったが、5巻分になった」という趣旨のことが語られました。始めるとボリュームが増えるという繰り返しだった、という説明です。

この傾向が続くとすれば、100巻という目安も動く可能性があります。逆に言えば、読者としては物語が濃く描かれているということでもあります。

連載ペースから見ると

単行本は年におよそ3巻から4巻のペースで刊行されています。

残り20巻とすると、単純計算で5年から7年です。ただし上で見たとおり、戦役ごとの分量が予定を超える傾向があるため、これより延びる可能性も十分にあります。

いずれにせよ、数年単位の話になります。現時点で完結時期を確定的に語れる材料はありません。

残りの戦いと巻数の試算

史実の統一までの流れを並べると、残っている戦役が見えてきます。

国 史実の滅亡年 作中の状況
韓 紀元前230年 第840話で滅亡済み
趙 紀元前228年 邯鄲攻防戦の途中
魏 紀元前225年 未着手
楚 紀元前223年 未着手。李信の大敗と王翦の60万で2段階になる
燕 紀元前222年 未着手。荊軻の暗殺未遂を含む
斉 紀元前221年 未着手。戦わずに降伏

作者が示した100巻という目安に対し、現在80巻です。残り20巻で5カ国を描く計算になります。1国あたり4巻ほどという配分です。

ただし過去の戦役を見ると、この配分は厳しいものがあります。

戦役 使った巻数
王都奪還編 4巻から5巻(約2巻分)
合従軍編 25巻から33巻(約9巻分)
鄴攻略戦 46巻から59巻(約14巻分)
韓攻略 74巻前後から77巻(約4巻分)

鄴攻略戦だけで14巻を使っています。楚攻めは李信の大敗と王翦の再侵攻という2段階になるため、同等かそれ以上の分量になる可能性があります。

これまでの戦役にかかった巻数

今後の見通しを立てるには、これまでの実績を見るのが早道です。主要な戦役ごとの分量を並べます。

戦役 巻 おおよその分量
王都奪還編 4巻から5巻 2巻分
蛇甘平原の戦い 5巻から7巻 3巻分
馬陽の戦い 11巻から16巻 6巻分
山陽の戦い 17巻から23巻 7巻分
合従軍編 25巻から33巻 9巻分
著雍の戦い 35巻から37巻 3巻分
黒羊丘の戦い 41巻から45巻 5巻分
鄴攻略戦 46巻から59巻 14巻分
番吾の戦い 71巻から73巻 3巻分

巻数が右肩上がりに増えているわけではありません。鄴攻略戦の14巻が突出しており、番吾の戦いは3巻でまとまっています。戦役の重みによって配分が変わるということです。

今後で最も大きくなりそうなのが楚攻めです。李信が20万で大敗し、王翦が60万で攻め直すという2段階の構成になるため、鄴攻略戦に近い分量が必要になる可能性があります。

アニメ・映画と続編

アニメと映画の進行

完結を待つあいだ、映像化も並行して進んでいます。

媒体 進行状況
アニメ 第6シリーズまで放送済み。原作の鄴攻略戦の範囲に入っている
実写映画 全5作が公開。原作の序盤から中盤を扱う

アニメは原作に追いつく形で進んでおり、原作の進行ペースが映像化のペースも左右します。詳しくはアニメの対応表と映画のキャスト一覧にまとめています。

完結後に続編はあるのか

完結後の展開について、公式の発表はありません。

項目 2026年8月時点の状況
本編 連載中。80巻まで刊行
続編の発表 なし
スピンオフ 公式なものは発表されていない

中華統一までを描き切るとして、そこから先の時代には題材が残っています。始皇帝の死後、秦がわずか数年で崩れるまでの経緯です。

ただしこれは史実側の話で、作品として描かれる予定があるわけではありません。現時点では本編の完結時期そのものが未確定です。

統一が最終回とは限らない

作者はゴールを「秦の中華統一」と語っています。紀元前221年です。

ただし史実では、統一のあとに大きな展開が続きます。

年 できごと
紀元前221年 中華統一
紀元前210年 始皇帝が病死。趙高が遺書を改竄する
紀元前208年 李斯が腰斬に処される
紀元前206年 秦が滅亡する

作中で描かれている蒙恬と蒙毅は、史実では統一後に趙高によって命を落とします。この部分まで描くかどうかで、必要な巻数は大きく変わります。

ただし作者が「中華統一がゴール」と明言している以上、そこで区切られる可能性が高いと考えられます。

連載20年という長さ

『キングダム』の連載開始は2006年です。20年目に入っています。

週刊連載でこの長さを維持している作品は多くありません。しかも本作は毎回、数十人から数百人規模の兵が描かれる戦闘場面を含みます。作画量の面でも負荷の大きい作品です。

作者が2021年に「年齢的にも大変」と語ったのは、この負荷を踏まえてのことだと考えられます。50歳ぐらいで終えたいという発言も、体力的な現実に基づいたものでしょう。

年 できごと
2006年 『週刊ヤングジャンプ』で連載開始
2012年 アニメ第1シリーズが放送される
2019年 実写映画の第1作が公開される
2021年 原画展で「あと5年ぐらい」と語る
2026年 単行本80巻。作中は趙攻略の段階

作中の時間で見ると、1巻の時点が紀元前245年ごろ、現在が紀元前229年ごろです。20年かけて、作中では16年ほどが経過しました。残り8年分を描くことになります。

キングダムの完結に関するよくある質問

キングダムはいつ完結しますか?

公式に発表されていません。作者は「秦の中華統一がゴール」「巻数的には100巻ぐらい」と語っています。

キングダムは何巻で終わりますか?

作者が目安として100巻ぐらいという見通しを示しています。2026年8月時点で80巻です。

作者は完結時期について何と言っていますか?

2021年8月の原画展インタビューで「願望的には、あと5年ぐらい」「50歳ぐらいで終われたら」と語りました。ただし願望として述べられたものです。

いま何巻まで出ていますか?

2026年8月時点で80巻です。連載は第883話前後まで進んでいます。

作中はどこまで進んでいますか?

趙の邯鄲攻防戦です。秦は攻略に失敗しました。滅ぼした国は韓のみで、残り5カ国あります。

統一が最終回になるのですか?

作者が「中華統一がゴール」と語っているため、その可能性が高いと考えられます。ただし史実では統一の15年後に秦が滅びます。

なぜ長期化しているのですか?

戦役ごとの分量が当初の想定を超えるためです。作者も、王都奪還編が2巻の予定から5巻分になったと語っています。

あと何年かかりますか?

残り20巻を年3巻から4巻のペースで刊行すると5年から7年です。ただし延びる可能性もあります。

いちばん長かった戦いはどれですか?

鄴攻略戦です。46巻から59巻まで、およそ14巻分を使っています。

楚との戦いは長くなりますか?

史実では李信が20万で大敗し、その後に王翦が60万で攻め直しています。2段階になるため、相応の分量が必要になると考えられます。

まとめ

  • 完結時期は公式に発表されていない
  • 作者はゴールを「秦の中華統一」、巻数の目安を「100巻ぐらい」と語っている
  • 2026年8月時点で80巻・第883話前後。残り20巻で5カ国という計算になる
  • 2021年に「あと5年」という願望が語られたが、その期限は過ぎている
  • 戦役ごとの分量が想定を超える傾向があり、目安は動く可能性がある
  • 鄴攻略戦は14巻分を使っており、楚攻めも同等以上になりうる

予定より長くなり続けているというのは、裏を返せば一つひとつの戦いが厚く描かれているということでもあります。急いで終わらせない選択が、この作品の読み応えを作ってきました。

この記事について

執筆・編集: マンガノシラベ編集部
公式コミックスおよび公開されている史料をもとに作成しています。内容に誤りを見つけられた場合はお問い合わせよりご連絡ください。