信が倒した武将一覧|龐煖・輪虎・慶舎ら12人を巻数順に・最初の将軍は12巻129話の馮忌【キングダム】
『キングダム』本誌第890話(2026年10月15日発売号)までの展開に触れます。
『キングダム』の主人公・信(しん)が討ち取ってきた敵将を、単行本の巻数順に一覧にしました。下僕から将軍へと上がっていく道のりは、そのまま倒してきた相手の格の上がり方に表れています。
巻数と話数は、当サイトの個別記事と複数の資料で一致したものだけを載せています。資料によって話数が食い違う相手は、戦いの名前と日付だけを書いています。
結論
- 信が討ち取った主な敵将は12人。最初の将軍格は12巻129話の馮忌
- 最大の武功は58巻627話の龐煖。王騎を討った趙三大天を、朱海平原十五日目に倒した
- 直近は76巻826話の博王谷。韓攻略で騰軍とともに戦い、韓の滅亡につながった
信が倒した武将一覧(巻数順)

| 巻・話 | 敵将 | 立場 | 戦い | 討ち取った場面 |
|---|---|---|---|---|
| 5巻 | 左慈(さじ) | 竭氏配下の人斬り長 | 王都奪還編 | 壁が先に深手を負わせていた相手を斬る |
| 12巻129話 | 馮忌(ふうき) | 趙の将軍 | 馬陽の戦い | 王騎の特命で敵陣へ突撃し、飛信隊として初めて将軍を討つ |
| 22巻232話 | 輪虎(りんこ) | 魏・廉頗四天王 | 山陽の戦い | 臨時千人将として激闘の末に討つ |
| 27巻288話 | 万極(まんごく) | 趙の将軍 | 合従軍編 | 長平の恨みを背負う将との一騎打ち |
| 37巻400話 | 霊凰(れいおう) | 魏火龍七師 | 著雍の戦い | 本陣攻略の決め手。五千人将への昇格につながる |
| 44巻472話 | 慶舎(けいしゃ) | 趙の総大将 | 黒羊丘の戦い | 趙軍の総大将を討つ |
| 52巻 | 岳嬰(がくえい) | 趙の将軍 | 朱海平原の戦い(九日目) | 一刀両断にする |
| 朱海平原 十四日目 | 趙峩龍(ちょうがりゅう) | 趙・藺家十傑 | 朱海平原の戦い | 右軍大将として、潜伏先で一騎打ちの末に討つ |
| 58巻627話 | 龐煖(ほうけん) | 趙三大天 | 朱海平原の戦い(十五日目) | 馬陽で王騎を討った因縁の相手。限界を越えた死闘の末に討つ |
| 始皇十三年 | 岳白(がくはく) | 趙・扈輒軍の将 | 平陽・武城の戦い(影丘) | 王賁を救出したのち崖上に登り、一騎打ちで討つ |
| 始皇十四年 | 竜布(龍白公) | 趙・扈輒軍の残党 | 閼与の攻城戦 | 城門から打って出たところを、桓騎の本陣の前で討つ |
| 76巻826話 | 博王谷(はくおうこく) | 韓軍第二将 | 韓攻略(英呈平原) | 一騎打ちで討ち、韓の滅亡につながる勝利をつくる |
一覧の前半は百人将から五千人将の時代、後半は将軍になってからの戦果です。岳嬰以降は将軍として兵を率いながら敵将を討っています。
話数がはっきりしない3人(趙峩龍・岳白・竜布)は、資料によって数字が割れているため、戦いと日付だけを載せました。
階級ごとに見た信の戦果
| 信の階級 | 主な戦い | 討った相手 |
|---|---|---|
| 下僕から平民 | 王都奪還編 | 左慈 |
| 百人将・三百人将 | 蛇甘平原・馬陽の戦い | 馮忌 |
| 千人将 | 山陽の戦い | 輪虎 |
| 三千人将 | 合従軍編 | 万極 |
| 四千人将から五千人将 | 著雍・黒羊丘の戦い | 霊凰・慶舎 |
| 将軍目前(鄴攻略戦) | 朱海平原の戦い | 岳嬰・趙峩龍・龐煖 |
| 将軍 | 平陽・武城、閼与、韓攻略 | 岳白・竜布・博王谷 |
大きな敵将を討つたびに、信は一段ずつ昇格しています。霊凰を討った著雍の戦いのあとに五千人将、龐煖を討った鄴攻略戦のあとに将軍となりました。
将軍になると「李信」と名乗るようになります。漂が李の姓を与えられていたことを知り、同じ姓を選んだと描かれています。
信が倒せなかった相手
| 相手 | 場面 | 結果 |
|---|---|---|
| 龐煖 | 馬陽の戦い・四日目の夜 | 一刀を浴びせるが敗れ、飛信隊は半壊する。決着は朱海平原まで持ち越し |
| 李牧 | 邯鄲攻略戦(第883話) | 攻略に失敗し、第885話で蒙恬・羌瘣らと包囲を抜ける |
龐煖には馬陽で一度敗れ、鄴攻略戦の朱海平原で倒しています。馬陽で王騎の最期を見届けたことが、朱海平原の決着につながりました。
李牧はまだ倒せていない最大の相手です。史実の李牧は、秦との戦いではなく趙の内部の讒言によって命を落としています。
信の武器と、受け継いだもの
| 武器・形見 | 手に入れた経緯 | 使い始めた時期 |
|---|---|---|
| 漂の剣 | 漂が政の影武者だったときに持っていた剣。本来は王の持ち物で非常に硬い | 物語の始まりから |
| 輪虎の剣 | 山陽の戦いで自ら討ち取った輪虎の剣を、廉頗から受け取る | 山陽の戦いのあと |
| 麃公の盾 | 合従軍編で、龐煖に討たれた麃公から託される | 合従軍編 |
| 王騎の矛 | 馬陽の戦いで王騎の最期に立ち会い、受け取る。合従軍編以降に矛の扱いを練習する | 鄴攻略戦から |
信が使う武器の多くは、倒した相手や見送った将から受け継いだものです。輪虎の剣は討ち取った本人の得物で、王騎の矛と麃公の盾は、龐煖に倒された二人の大将軍の形見にあたります。
鄴攻略戦で王騎の矛を携えて出陣し、その戦いで王騎の仇である龐煖を討ちました。受け継いだ武器で因縁に決着をつけた形です。
史実の李信が戦った相手
| 年 | 相手 | 記録 |
|---|---|---|
| 紀元前226年ごろ | 燕の太子丹 | 衍水まで追撃する。燕王喜が太子丹を斬り、その首を秦に差し出した |
| 紀元前225年ごろ | 楚の項燕 | 20万で楚に攻め込むが反撃を受けて大敗する |
| 紀元前222年ごろ | 燕 | 王賁の燕攻略に従軍し、燕が滅ぶ |
| 紀元前221年ごろ | 斉 | 王賁・蒙恬とともに斉を攻め、中華統一が完成する |
漫画で信が討った敵将は、ほとんどが史実で李信と戦った記録のない人物です。龐煖は実在の人物ですが、李信が討ったという記録はありません。
史実の李信が名を残したのは、太子丹の追撃と楚攻めでの大敗です。作中の信の前には、これから楚の項燕という大きな相手が待っていることになります。
討ち取りではない戦果
| 相手 | 場面 | 内容 |
|---|---|---|
| ランカイ | 王都奪還編(4巻38話) | 倒したあと命は取らず、ランカイはのちに山の民に加わる |
| 樊琉期(はんりゅうき) | 毐国の反乱 | 加冠の儀を狙った毐国軍の将軍を捕縛する |
| 乱銅(らんどう) | 山陽の戦い | 民間人を虐殺した味方の兵を斬る |
信の戦果には、命を取らずに終わった相手もいます。ランカイはその後、山の民の一員として秦の戦いに加わりました。
毐国の反乱では一千の兵で駆けつけ、陽や向と麗の母子を救ったうえで、毐国の将軍を捕らえています。
よくある質問
信が最初に討ち取った将軍は誰ですか?
馮忌(ふうき)です。12巻129話、馬陽の戦いで王騎の特命を受けて敵陣に突撃し、飛信隊として初めて将軍を討ちました。
信が倒した一番強い相手は誰ですか?
龐煖(ほうけん)です。58巻627話、朱海平原の戦い十五日目に討ち取りました。馬陽の戦いで王騎を討った趙三大天です。
信は輪虎を何巻で倒しましたか?
22巻232話です。山陽の戦いで、臨時千人将として廉頗四天王の輪虎を討ちました。
信が慶舎を倒したのは何巻何話ですか?
44巻472話です。黒羊丘の戦いで、趙軍の総大将だった慶舎を討ち取りました。
信は趙峩龍を倒しましたか?
倒しています。朱海平原の戦い十四日目、右軍大将として藺家十傑の趙峩龍を一騎打ちで討ちました。
信が博王谷を倒したのは何巻何話ですか?
76巻826話です。韓攻略の英呈平原で、韓軍第二将の博王谷を一騎打ちで討ちました。
信は李牧に勝ちましたか?
第890話の時点では勝っていません。邯鄲攻略戦は第883話で失敗し、信は第885話で蒙恬・羌瘣らと包囲を抜けています。
信が倒した武将は何人ですか?
当サイトで確認できた主な敵将は12人です。名前のない兵や、命を取らなかったランカイなどは含めていません。
この記事について
執筆・編集: マンガノシラベ編集部
公式コミックスおよび公開されている史料をもとに作成しています。内容に誤りを見つけられた場合はお問い合わせよりご連絡ください。



