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『千歳くんはラムネ瓶のなか』の作者は裕夢、イラストはraemzです。略称は「チラムネ」です。

この記事では、作者と作品が生まれた経緯、そして題名に込められた意味を整理します。

結論

  • 作者は裕夢、イラストはraemz。出版社は小学館(ガガガ文庫)
  • 第13回小学館ライトノベル大賞の優秀賞受賞作。改題前の題名は『ラムネの瓶に沈んだビー玉の月』
  • 題名の「ラムネ瓶のなかのビー玉」は、みんなが欲しがるけれど、手に入れたらちっぽけに感じるかもしれないもののたとえ
  • 小説家になろうの作品ではなく、新人賞からデビューした作品

作品の基本情報

夏の青空と雲
作者と作品(画像はイメージです)
項目 内容
作者 裕夢
イラスト raemz
出版社 小学館
レーベル ガガガ文庫
刊行開始 2019年6月
略称 チラムネ
ジャンル 学園、青春、ラブコメ、群像劇

チラムネは、裕夢のデビュー作です。デビュー作でこのライトノベルがすごい!の文庫部門を2年連続で制し、のちに殿堂入りを果たしました。

作品が生まれた経緯

段階 内容
きっかけ 小説家になりたいと思いながら、仕事が忙しくて書けなかった
決断 現状を打破するため仕事を辞め、小説を1本書き上げた
挫折 その作品はある新人賞に応募したが落選
発端 自分の読みたいラブコメが他のライトノベルになかったことから、本作の執筆を決意
受賞 第13回小学館ライトノベル大賞 優秀賞

作者は、仕事を辞めてまで小説に向き合い、本作にたどり着きました。「ど真ん中王道のラブコメ」「本当に青春しているというただそれだけの物語」を書きたかったと述べています。

そのため、受賞時に「設定が斬新」と評価されたことは、ピンとこなかったそうです。

題名の意味

項目 内容
ラムネ瓶のなかのビー玉 手に入りそうな場所にあるきれいなもの
みんなにとって 誰もが欲しがるもの
手に入れたら ちっぽけなものに感じるかもしれない存在
改題前 『ラムネの瓶に沈んだビー玉の月』

作者は、「ラムネ瓶のなかのビー玉」を、手に入れてみたらちっぽけに感じるかもしれない存在のたとえとして描いていると述べています。アニメの第4話のサブタイトルには、改題前の題名がそのまま使われました。

2025年12月には、ビー玉を取り出せない仕様のコラボラムネも発売されています。

主人公の原型

項目 内容
好きな主人公像 ルパン三世や冴羽獠のように、普段はちゃらけた三枚目なのに決める時はかっこいい主人公
もう一つの好み 自分の美学を持ったハードボイルドな男
千歳朔 これらの好みが合わさったのが原型

千歳朔は、作者の好きな主人公像を合わせて生まれたキャラクターです。アニメ公式サイトでも、朔は「千歳朔が千歳朔であるための美学を貫いて生きている」と紹介されています。

イラストのraemz

項目 内容
担当 原作小説のイラスト
アニメ キャラクター原案
漫画版 キャラクター原案

raemzのイラストは、アニメや漫画のキャラクターの原案にもなっています。アニメのキャラクターデザインは木野下澄江、漫画の作画はボブキャが担当し、raemzの描いたキャラクターをもとにそれぞれの媒体で描かれています。

作風のこだわり

こだわり 内容
主人公 ぼっち系やオタク系の主人公を避け、リア充を主人公にした
理由 美少女ゲームの共通ルートを飛ばして、いきなりヒロインの個別ルートが見たかった
文体 一般的なライトノベルより地の文が多く、情景描写や比喩を多用
珍しさ 主人公がリア充という設定のライトノベルは希少

作者は、描きたい青春ラブコメからずれないように、主人公をリア充にしました。地の文の多さや比喩の多用も、作者がこだわっている点です。

受賞と評価

項目 内容
新人賞 第13回小学館ライトノベル大賞 優秀賞
ラノベ好き書店員大賞2020 文庫部門2位
このライトノベルがすごい! 2021年版・2022年版で文庫部門1位。2023年版で殿堂入り

デビュー作でこのライトノベルがすごい!を2連覇したのは、史上初でした。2023年版での殿堂入りも、アニメ化される前の作品としては史上初です。

よくある質問

チラムネの作者は誰ですか?

裕夢です。

イラストは誰ですか?

raemzです。アニメと漫画のキャラクター原案も担当しています。

タイトルの意味は?

「ラムネ瓶のなかのビー玉」は、みんなが欲しがるけれど、手に入れたらちっぽけに感じるかもしれないもののたとえだと作者は述べています。

改題前のタイトルは?

『ラムネの瓶に沈んだビー玉の月』です。

なろう作品ですか?

いいえ。第13回小学館ライトノベル大賞の優秀賞受賞作で、小説投稿サイトからの書籍化ではありません。

略称は?

「チラムネ」です。題名の「千歳くんはラムネ瓶のなか」を縮めた呼び方です。

読み方は?

「ちとせくんはラムネびんのなか」です。正式な題名では「なか」はひらがなで、「ラムネ瓶の中」ではありません。

出版社はどこですか?

小学館のガガガ文庫です。2019年6月から刊行されています。

原作は何ですか?

裕夢のライトノベルです。漫画版やアニメはこの小説をもとにしています。

作者はなぜこの作品を書いたのですか?

自分の読みたいラブコメが他のライトノベルになかったためです。

この記事について

執筆・編集: マンガノシラベ編集部
公式コミックスおよび公開されている史料をもとに作成しています。内容に誤りを見つけられた場合はお問い合わせよりご連絡ください。