王騎の笑い方「ココココ」と名言まとめ|死んでない説の真相と16巻172話の最期【キングダム】
この記事には『キングダム』馬陽の戦い(11巻から17巻)の結末に関する記述が含まれます。未読の方はご注意ください。
『キングダム』で最も真似されている笑い方といえば、王騎将軍の「ココココ」でしょう。独特の語尾と合わせて、この人物の代名詞になっています。
この記事では、王騎の笑い方や口調の特徴を整理したうえで、印象に残る名言を場面ごとにまとめます。あわせて「王騎将軍は死んでない」という検索が絶えない理由についても答えました。
結論
- 笑い方は「ココココ」です。口をほとんど開けない小刻みな笑いで、「ムフフフ」も使われます。
- 語尾を伸ばす口調も特徴です。「〜でしょォ」「〜ですねェ」といった話し方をします。
- 王騎は死亡しています。単行本16巻・第172話「継承」で息を引き取りました。
- 「死んでない」は誤りです。ただし検索が絶えないのには理由があります。
王騎の笑い方「ココココ」

| 笑い方 | 「ココココ」。ほかに「ムフフフ」なども使う |
|---|---|
| 特徴 | 口をほとんど開けず、小刻みに笑う |
| 口調 | 「〜でしょォ」「〜ですねェ」と語尾を伸ばす |
| 異名 | 秦の怪鳥 |
| 効果 | 真意を悟らせない。相手に不気味さを与える |
この笑い方が印象的なのは、単なる癖として描かれていないからです。王騎は自分の考えを最後まで明かさない人物で、笑いも表情も相手に情報を与えないためのものとして機能しています。
口を開けないため、どこから声が出ているのかわからない。巨体と丁寧な口調の組み合わせも含めて、対峙した相手が読めなくなる作りになっています。
笑い方が変わる場面
王騎の笑いは常に同じではありません。余裕のある場面での「ココココ」と、戦況が動いたときの笑いでは、描かれ方が変わります。
とくに龐煖との一騎打ちなど、本気で戦っている局面では笑いが消えます。逆に言えば、笑っているうちは王騎にとってまだ余裕がある、という読み方もできる人物です。
王騎の名言まとめ
王騎の言葉が印象に残るのは、それが後に信の行動基準になっていくからです。
「乱世というものは、実に面白い」
馬陽の戦いで致命傷を負い、死を目前にした場面で残した言葉です。策に嵌められて死ぬという結末を前にしてなお、この言葉が出てくるところに王騎という人物の性格が凝縮されています。
「大将軍の景色」
信に対して、大将軍だけが見られる景色というものがある、と語った場面です。具体的に何が見えるのかは説明されません。信が自分で大将軍になって確かめるしかない、という形で残されました。
この言葉は以後、信が昇っていく理由そのものになります。
矛を託す場面
王騎が最期に信へ自分の矛を託します。常人には扱えない重さの矛で、信は当初まともに振ることすらできませんでした。
物としての矛と、大将軍という目標。両方が同時に渡された場面です。第172話のタイトルが「継承」であるのは、このためです。
摎との約束
王騎と摎の間には、城を100個取ったら妻にするという約束がありました。摎は100個目の城となる馬陽で龐煖に討たれています。
王騎が馬陽の戦いに総大将として復帰した理由も、この因縁にあります。私的な感情を戦場に持ち込まない人物に見えて、実際には最も個人的な理由で戦場に戻ってきた将軍でした。
「王騎将軍は死んでない」の検索が多い理由
王騎は死亡しています。単行本16巻・第172話「継承」で息を引き取りました。
それでもこの検索が絶えないのには、いくつか理由があります。
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 退場の重さ | 序盤の圧倒的な存在が消えることを、読者が受け入れられない |
| アニメの進行 | アニメで王騎の死に到達する前の視聴者が結末を検索する |
| 回想での再登場 | 死後も回想や信の心象として登場し続けるため、混乱が生じる |
| 実写映画の展開 | 映画シリーズでは原作より遅い時点まで王騎が登場している |
特に回想の多さは大きな要因です。信が壁にぶつかるたびに王騎の言葉が引かれるため、物語から退場していない感覚が続きます。
王騎の死亡の経緯
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 趙軍の侵攻を受け、王騎が総大将として復帰する(11巻・第110話ごろ) |
| 2 | 飛信隊が馮忌を討ち取る(12巻・第129話) |
| 3 | 王騎が龐煖と一騎打ちになる |
| 4 | 中華十弓の魏加が放った矢が王騎を貫く |
| 5 | 致命傷を負い、信に矛を託して息を引き取る(16巻・第172話「継承」) |
注目すべきは、王騎が一騎打ちで敗れて死んだわけではないことです。龐煖との戦いの最中に、横から矢を受けています。そしてその状況全体を作ったのは李牧でした。
正面から破られたのではなく、盤面ごと嵌められた。王騎の死は、李牧という敵の質を読者に示す役割も持っていました。
王騎の口調が生む効果
王騎の話し方は、キャラクター付け以上の働きをしています。
戦場で相手が最も知りたいのは、敵将が何を考えているかです。王騎はそれを一切与えません。丁寧な言葉遣いで、笑いながら、余裕があるようにしか見えない状態を保ち続けます。相手からすれば、優勢なのか劣勢なのか判断できないことになります。
| 要素 | 戦場での効果 |
|---|---|
| 「ココココ」の笑い | 感情の動きを読ませない |
| 語尾を伸ばす口調 | 切迫感を消す。追い詰められて見えない |
| 巨体と丁寧語のずれ | 相手に不気味さを与え、判断を鈍らせる |
| 説明しない | 味方にも意図を明かさず、情報漏れを防ぐ |
この人物像は、のちの王翦にも通じます。自分の考えを説明しない総大将という型は、王騎から王翦へ受け継がれた秦の将軍像といえます。
信が受け継いだもの
王騎が信に渡したのは、矛と言葉だけではありません。
飛信隊という名前も王騎が付けたものです。馬陽の戦いで信の百人隊に特命を与えた際、「飛信隊」と命名しました。以後、部隊が数万規模になってもこの名は変わっていません。
名前、矛、大将軍という目標。三つとも王騎から渡されたものです。信が今も背負っているものの多くが、16巻で退場した人物に由来しています。回想が繰り返し挟まれるのは演出上の都合ではなく、物語の構造そのものです。
史実の王騎
王騎には史実のモデルがいるとされます。『史記』に記録が残る秦の将軍・王齮(おうき)です。
| 項目 | 『キングダム』 | 史実 |
|---|---|---|
| 名前 | 王騎 | 王齮という将軍が記録されている |
| 立場 | 昭王時代の六大将軍 | 紀元前246年、蒙驁・麃公とともに将軍に任じられた |
| 最期 | 馬陽の戦いで龐煖に敗れる | 死因も戦いの内容も記されていない |
| 六大将軍 | 昭王が設けた特別な地位 | 制度としては存在しない |
| 口調・笑い方 | 「ココココ」と語尾を伸ばす口調 | 記録なし |
史実の記述はごくわずかです。将軍として名前が出てくるだけで、人物像に関わる記録はほとんど残っていません。作中の王騎の性格や口調は、その空白に置かれた造形にあたります。
王騎軍のその後
王騎の死後、その軍は解体されませんでした。
| 人物 | その後 |
|---|---|
| 騰 | 王騎軍を引き継ぎ、のちに大将軍となる |
| 干央 | 軍長として残る |
| 録嗚未 | 同じく騰の下で戦う |
主を失った軍がそのまま残るのは、めずらしいことです。騰という後継者がいたことが大きいといえます。
王騎が遺したのは矛だけではありません。部隊そのものが、次の代へ引き継がれています。
王騎に関するよくある質問
王騎の笑い方は何ですか?
「ココココ」です。口をほとんど開けない小刻みな笑いで、「ムフフフ」なども使います。
王騎の口調の特徴は何ですか?
「〜でしょォ」「〜ですねェ」と語尾を伸ばす話し方です。丁寧な口調と巨体の組み合わせが、独特の不気味さを生んでいます。
王騎将軍は死んでいないのですか?
死亡しています。単行本16巻・第172話「継承」で息を引き取りました。回想での登場が多いため、退場していない印象が続きやすい人物です。
王騎はなぜ死んだのですか?
龐煖との一騎打ちの最中、中華十弓の魏加が放った矢を受けて致命傷を負いました。一騎打ちで敗れたのではなく、李牧が組んだ状況に嵌められた形です。
王騎の名言は何ですか?
「乱世というものは、実に面白い」が最も知られています。ほかに、大将軍だけが見られる景色があると信に語った場面も繰り返し引用されます。
大将軍の景色とは何ですか?
王騎が信に語った、大将軍だけが見られるという景色のことです。具体的な内容は説明されず、信が自分でそこへ辿り着いて確かめるしかないものとして残されました。
王騎の矛はどうなりましたか?
最期に信へ託されました。常人には扱えない重さで、信は当初まともに振ることもできませんでした。
王騎と摎の関係は何ですか?
城を100個取ったら妻にするという約束を交わした間柄です。摎は100個目の城となる馬陽で龐煖に討たれています。
王騎は史実に実在しましたか?
『史記』に王齮という秦の将軍が記録されており、モデルとされています。ただし記述はごくわずかで、死因も戦いの内容も残っていません。
アニメで王騎が死ぬのは何話ですか?
アニメ第1シリーズの終盤にあたります。馬陽の戦いの決着として描かれました。
まとめ
- 王騎の笑い方は「ココココ」。口をほとんど開けない小刻みな笑い
- 「〜でしょォ」と語尾を伸ばす口調と合わせ、真意を悟らせない効果を持つ
- 王騎は死亡している。単行本16巻・第172話「継承」
- 死因は龐煖との一騎打ち中に受けた魏加の矢。李牧が組んだ状況だった
- 「乱世というものは、実に面白い」「大将軍の景色」が代表的な名言
- 回想での登場が多いため「死んでない」と検索されやすい
笑い方ひとつが十数年語られ続けるキャラクターは多くありません。王騎が退場しても存在感が消えないのは、その言葉が信の行動基準としてそのまま生き続けているからです。
この記事について
執筆・編集: マンガノシラベ編集部
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