クレバテスの「トアの書」と勇者伝承とは?五つの節・王家の炉の正体・真の勇者ライトとトア人の秘密
この記事には『クレバテス』の原作漫画とアニメの重大なネタバレが含まれます。
『クレバテス』を読み進めると、「トアの書」と「勇者伝承」という言葉が物語の中心に出てきます。アニメ第2期のサブタイトル「偽りの勇者伝承」もこれを指しています。
この記事では、トアの書とは何か、勇者伝承がどんな仕組みなのかを、作中で明かされた範囲で整理します。
結論
- トアの書は、勇者伝承を記した原典。全部で五冊ある
- 第二節は「はじまりの町」、第三節は「炉」。ハイデン王家の炉は第三節が変化したもの
- 書を書いたのは千年前の真の勇者ライト。異世界から召喚された勇者だった
- トア人は千年前より前に超文明を築いて世界を支配していた人類。ライトの体に宿って復活する
トアの書の節と管理者

| 節 | 内容 | 管理 |
|---|---|---|
| 第二節「はじまりの町」 | 試練による魔力の開眼 | ボーレートの司教アロウザの末裔(ミレア王女) |
| 第三節「炉」 | 勇者に武器、つまり至宝を与える | ハイデン王家。王家の炉に変化している |
| ほかの節 | ミレア王女が第三節を除く四つの書を保有 | - |
トアの書は五冊あり、各地の一族が管理してきました。ボーレートのミレア王女は、ハイデンにあった第三節「炉」を除く四つの書を持っています。
アリシアが神学校で囚われた「はじまりの町」の試練は第二節によるもので、突破すると「紋」と呼ばれる力に目覚めます。
ハイデン王家の炉の正体
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 炉の正体 | トアの書の第三節「炉」が変化したもの |
| 命名の儀 | 歴代の王は炉に真名を刻まれる |
| 王位継承 | 王を継ぐとき炉に呼ばれ、自ら飛び込んで一度灰になる |
| その後 | トアの書の操り人形として肉体が復活し、勇者伝承を続けてきた |
ハイデンの王たちは、代々トアの書に操られてきました。13人の勇者をクレバテス討伐に送り出したのも、書に操られた結果です。
真の勇者ライト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代 | 千年前 |
| 名前の由来 | 書くのが仕事だから「ライト」と名乗った |
| 練技 | 「司書」と「大賢者」 |
| 書いたもの | トアの書、つまり勇者伝承 |
| 最期 | ヴォーデインとの死闘の末に倒されたとされ、遺体は神殿に保存されていた |
ライトは、当時の勇者の中でただ一人、理知的に未来を見据えて行動した人物でした。人に化けて「ヴォド」と名乗っていたヴォーデインと出会い、気が合って一緒に旅をします。
トア人の支配を退けて勇者たちを解放するため、ヴォーデインの正体に気づきながら気づかないふりをしていました。最後は自分の命と引き換えに一手を打ち、ヴォーデインに後を託します。
勇者は異世界から呼ばれていた
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 勇者の出自 | トア人によって異世界から召喚された存在 |
| 体と魂 | 体はこの世界で作られ、魂だけが呼ばれていた |
| 不死 | 死んでも体を捨てて魂が戻り、復活して戦場に戻っていた |
| 勇者たちの本心 | 魔獣王を倒せば元の世界に戻れると言われても、脅迫と同じで真面目に戦わなかった |
| 解放後 | 勇者伝承で解放された勇者たちはトア人を皆殺しにし、自分たちの死を願った |
勇者伝承は、異世界から呼ばれた勇者たちを解放するための仕組みでもありました。
トア人とトア
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| トア人 | 千年前より先に超文明を築き、世界を支配していた人類 |
| 特徴 | 感情がほとんどない。上位種は想像力に乏しく、罪を悪いことと認識できない |
| 都 | 三層構造。上位種は高層階や天上層、下位種は下層階に住んだ |
| トアの復活 | ヴォーデインの儀式でライトの肉体に宿って復活し、再び世界を支配しようとする |
| 魔獣王の見方 | 世界の敵として警戒されている |
アニメ第2期の最終話「真の勇者」は、この千年前の秘密に踏み込む回です。ヴォーデインは真の勇者と勇者伝承の完全復活を目論んでいましたが、復活したライトの体はトアに乗っ取られていました。
よくある質問
トアの書とは何ですか?
勇者伝承を記した原典で、五冊あります。各地の一族が管理してきました。
勇者伝承とは何ですか?
トアの書に記された、勇者と世界の仕組みです。千年前の真の勇者ライトが書きました。
王家の炉とは何ですか?
トアの書の第三節「炉」が変化したものです。歴代のハイデン王はこの炉に飛び込んで灰になり、書の操り人形としてよみがえってきました。
「はじまりの町」とは何ですか?
トアの書の第二節です。試練によって魔力に目覚めさせるもので、アリシアはここで「紋」を得ました。
ライトとは誰ですか?
千年前の真の勇者で、トアの書を書いた人物です。異世界から召喚された勇者でした。
トア人とは何ですか?
千年前より先に超文明を築き、世界を支配していた人類です。感情がほとんどないとされます。
トアの書は誰が持っていますか?
ボーレートのミレア王女が、第三節「炉」を除く四つを持っています。第三節はハイデン王家の炉になっています。
ヴォーデインは何を狙っていますか?
真の勇者と勇者伝承の完全復活です。今の世界を捨てて、真の勇者の時代へ戻そうとしていました。
アニメでトアの書が出てくるのは?
第2期の第3幕「勇者伝承とはじまりの町」などで描かれ、最終話「真の勇者」で千年前の秘密に踏み込みます。
トアはどうなりましたか?
ライトの肉体に宿って復活しました。ヴォーデインを一蹴したあとクレバテスと戦い、不利を悟って逃走しています。
この記事について
執筆・編集: マンガノシラベ編集部
公式コミックスおよび公開されている史料をもとに作成しています。内容に誤りを見つけられた場合はお問い合わせよりご連絡ください。



