銀魂の高杉晋助は死亡する|虚との戦いで銀時に看取られた最期と最終回の赤ん坊の話
この記事には『銀魂』最終章の結末に関する記述が含まれます。未読の方はご注意ください。
『銀魂』の高杉晋助は、銀時や桂と同じ松陽の門下から出た人物です。攘夷過激派の鬼兵隊を率いて敵として立ちはだかり、最終章までその立場を変えませんでした。
結論から書きます。高杉晋助は死亡します。『銀魂』の主要人物の多くが生き残るなかで、数少ない例外の一人です。この記事で、最期と、最終回の赤ん坊をめぐる話を確認します。
結論
- 高杉晋助は死亡します。虚との戦いで致命傷を負い、銀時に看取られました。
- 再生能力を持っていました。朧の遺骨を取り込み、虚と同じ力を得ていました。
- 最終回の赤ん坊が高杉かは明示されていません。読み取れる形にはなっていますが、断定はされていません。
- 実写映画で高杉を演じたのは堂本剛です。2017年公開作で、原作との違いから賛否が分かれました。
どんな人物か

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 高杉晋助(たかすぎ しんすけ) |
| 立場 | 攘夷過激派・鬼兵隊の頭領 |
| 同門 | 坂田銀時、桂小太郎 |
| 師 | 吉田松陽 |
| 目的 | この世界のすべてを壊すこと |
| 特徴 | 左目に眼帯をしている |
銀時と桂と高杉は、同じ師のもとで学んだ仲間でした。その松陽が幕府に捕らえられ、銀時が自らの手で首を斬るという出来事が、三人を分けます。
桂は攘夷の道を進みながらも人を守る側に立ち、銀時は万事屋として江戸に残りました。高杉だけが壊す側に回ります。この分かれ方が、作品の骨格になっています。
再生能力を得ていた
終盤の高杉には、通常なら致命傷になる傷から戻ってくる場面があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時期 | 天鳥船が落ちていくなかでの出来事 |
| 行為 | 朧の遺骨を体内に取り込む |
| 結果 | 虚が持つ再生能力を手にする |
| その後 | 2年の空白を経て江戸に戻る |
朧は虚に仕えていた人物で、同じ力を宿していました。高杉はその遺骨を取り込むことで、死なない体に近づきます。
この設定があるため、高杉が倒れても生きているのではないかという読み方が生まれます。実際、2年前に落ちたはずの高杉が江戸に現れる展開が描かれました。
最期
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 相手 | 虚 |
| 結果 | 致命傷を負う |
| 看取った人物 | 坂田銀時 |
| 生死 | 死亡 |
再生能力を持っていた高杉も、虚との戦いでは戻ってきませんでした。最期を看取ったのは銀時です。
『銀魂』は死んだと見せて生存を明かす形を繰り返してきた作品です。山崎退も近藤勲も沖田総悟も、そのやり方で生き延びます。高杉はその例外として処理されました。
最終回の赤ん坊について
高杉を調べると必ず出てくるのが、最終回の赤ん坊です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場面 | 龍穴から赤ん坊が見つかる |
| 読み取れること | 松陽が高杉を赤ん坊として転生させた、と受け取れる |
| 作中の明示 | ない |
| 作者の説明 | 当初は転生させる意図があったが、のちに描き直されたと語られている |
この赤ん坊が高杉だと断定できる記述は作中にありません。そう読める形になっている、というところまでです。
作者自身の説明も一定していません。最初は高杉を転生させるつもりだったが、その後の版で描き直したという趣旨の話がされています。つまり、意図そのものが途中で変わったことになります。
断定を避けた終わり方が選ばれた、と受け取るのが現時点で言えることです。
実写映画の高杉
「実写の高杉がひどい」という言われ方をされることがあります。まず事実を確認します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品 | 実写映画『銀魂』(2017年7月14日公開) |
| 高杉晋助役 | 堂本剛 |
| 主演 | 小栗旬(坂田銀時役) |
| そのほか | 菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、吉沢亮、中村勘九郎、長澤まさみ、岡田将生ほか |
堂本剛にとっては、2005年の『ファンタスティポ』以来12年ぶりの映画出演でした。
賛否が分かれたのは、原作の高杉が持つ静けさと、実写での見せ方の差が大きかったためです。実写版『銀魂』は全体としてコメディ寄りに作られており、高杉のような重い役どころほど印象の差が出ます。
一方で、原作を離れた解釈として評価する見方もあります。どちらの受け取り方も、同じ差から出ています。
最終章で亡くなった人物
高杉以外にも、最終章では複数の人物が亡くなります。
| 人物 | 立場 |
|---|---|
| 高杉晋助 | 鬼兵隊頭領 |
| 河上万斉 | 鬼兵隊。敵とともに自爆する |
| 虚(吉田松陽) | 銀時・桂・高杉の師 |
| 徳川茂茂 | 将軍。毒針で刺される |
| 佐々木異三郎 | 見廻組局長。重傷を負い飛行船から落ちる |
| 徳川喜喜 | 将軍 |
銀ノ魂篇は、物語の核心にいた人物が集中して亡くなる章です。そのなかに高杉も含まれます。
よくある質問
高杉晋助は死亡しますか?
します。虚との戦いで致命傷を負い、銀時に看取られて亡くなります。
高杉は再生能力を持っていたのではないですか?
持っていました。天鳥船が落ちていくなかで朧の遺骨を取り込み、虚と同じ再生能力を得ています。それでも虚との戦いでは戻ってきませんでした。
最終回の赤ん坊は高杉ですか?
作中で明示されていません。龍穴から見つかった赤ん坊を高杉の転生と読み取ることはできますが、断定できる記述はありません。作者の説明も、当初の意図がのちに描き直されたという内容になっています。
高杉はなぜ世界を壊そうとするのですか?
師である吉田松陽が幕府に捕らえられ、銀時の手で首を斬られたことが出発点です。同じ出来事から、銀時と桂は守る側に、高杉は壊す側に回りました。
高杉と銀時と桂はどういう関係ですか?
同じ師のもとで学んだ仲間です。吉田松陽の門下にいた三人が、松陽の死をきっかけにそれぞれ別の道へ進みました。
実写映画で高杉を演じたのは誰ですか?
堂本剛です。2017年7月14日公開の実写映画『銀魂』で高杉晋助を演じました。
実写の高杉はなぜ賛否が分かれるのですか?
実写版がコメディ寄りに作られているため、原作の高杉が持つ静けさとの差が出やすいためです。原作から離れた解釈として評価する見方もあります。
高杉の眼帯の下はどうなっていますか?
左目を失っています。松陽をめぐる出来事のなかで負った傷で、以降は眼帯をつけた姿で描かれます。
この記事について
執筆・編集: マンガノシラベ編集部
公式コミックスおよび公開されている史料をもとに作成しています。内容に誤りを見つけられた場合はお問い合わせよりご連絡ください。

