乙骨憂太(おっこつゆうた)は生存する|五条悟の体に乗り移った理由と261話で判明した正体【呪術廻戦】
この記事には『呪術廻戦0』および最終30巻までの結末に関する記述が含まれます。未読の方はご注意ください。
『呪術廻戦』で、五条悟の体を使って戦った人物がいます。
乙骨憂太(おっこつ ゆうた)です。第260話で宿儺の前に現れた「五条悟」の正体は、この人物でした。この記事では乙骨の生死と、五条の体に乗り移った経緯を整理します。
結論
- 乙骨憂太は死亡しません。宿儺との決着後、自分の体へ戻ります。
- 五条悟の遺体に乗り移っていました。羂索の術式を使ったものです。
- 正体が判明するのは第261話です。第260話では五条本人に見えていました。
- 『呪術廻戦0』の主人公にあたります。夏油傑を退けたのもこの人物です。
乙骨憂太とはどんな人物か

| 読み方 | おっこつ ゆうた |
|---|---|
| 階級 | 特級呪術師 |
| 関係 | 祈本里香を従えていた |
| 初出 | 『呪術廻戦0』の主人公 |
| 結末 | 生存。自分の体へ戻る |
乙骨は本編の前日譚である0巻の主人公です。特級呪術師であり、五条悟に次ぐ実力を持つとされます。
本編には途中から合流し、終盤で極めて大きな役割を担いました。五条の死後、その穴を埋めることになります。
祈本里香との関係
乙骨の力の源が、祈本里香(おりもと りか)です。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 関係 | 乙骨の幼馴染 |
| 事故 | 目の前で死亡する |
| 怨霊化 | 乙骨に取り憑き、特級過呪怨霊となる |
| 0巻 | その力を制御できるようになる |
里香は乙骨が呪ったことで、怨霊として留まりました。本人の意思ではなく、強い感情がそうさせています。
0巻では、この関係に決着がつきます。里香は解呪され、乙骨は一人になりました。
それでも乙骨は特級呪術師のままです。里香がいなくなっても、その実力は失われませんでした。
夏油傑を退けた人物
0巻で乙骨が対峙するのが、夏油傑です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 相手 | 夏油傑 |
| 結果 | 乙骨と里香の一撃で右腕を奪う |
| その後 | 逃げた夏油を五条悟が見つけ、最期を迎える |
当時の乙骨は、高専に入ったばかりの学生でした。それが最強格の呪詛師を退けたことになります。
夏油の死後、その体は羂索に乗っ取られます。乙骨が倒した相手の体が、以後の本編で敵として動き続けました。
五条悟の体に乗り移る
本編終盤で、乙骨は極めて特殊な行動に出ます。
五条悟の遺体に乗り移り、その体で宿儺と戦いました。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 五条の死 | 26巻・第236話で宿儺に敗れる |
| 遺体の回収 | 憂憂の瞬間移動で運び出される |
| 処置 | 家入硝子が縫合する |
| 乗り移り | 乙骨が羂索の術式を使い、五条の体に入る |
使ったのは羂索の術式です。脳を入れ替えることで他人の体を使うという方法でした。
敵が使っていた手段を、味方が使うことになります。五条の体と無下限呪術を、乙骨が引き継いだ形です。
第260話と第261話
この乗り移りは、読者にも伏せられていました。
| 話 | 内容 |
|---|---|
| 第260話 | 五条の姿をした人物が宿儺の前に現れる |
| 第261話 | 正体が乙骨憂太だと判明する |
第260話の時点では、五条が生きていたようにも見えます。読者にとっては、最強が戻ってきた場面でした。
それが次の話で覆ります。五条本人の死亡が、ここで改めて確定しました。
つまりこの二話は、五条を生き返らせるためではありません。もういないことを確定させるための場面です。
自分の体へ戻る
宿儺との決着がついたあと、乙骨は自分の体へ戻ります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 宿儺の消滅 | 30巻・第268話「決着」 |
| 乙骨 | 自分の体へ戻ることに成功する |
| 結果 | 生存 |
五条の体を借りたまま終わるわけではありません。役目を終えたあと、元の体へ戻っています。
この作品では、体を奪われたまま終わる人物が複数います。乙骨は自分の意思で借り、自分の意思で返した数少ない例です。
師の体を使うということ
乙骨にとって、五条は教師にあたります。
| 人物 | 体をめぐる状況 |
|---|---|
| 夏油傑 | 死後、羂索に乗っ取られる |
| 五条悟 | 死後、遺体を乙骨が器として使う |
| 伏黒恵 | 生きたまま宿儺に受肉される |
乙骨は0巻で夏油を退け、本編では五条の体を使いました。並び立っていた二人の、両方に関わったことになります。
夏油の場合は敵に奪われ、五条の場合は味方が引き継いだ。同じ「死後に体を使う」でも、意味がまったく違います。
特級呪術師という階級
乙骨が属する特級について整理します。
| 階級 | 内容 |
|---|---|
| 特級 | 最上位。作中でも人数が極めて少ない |
| 一級 | 七海建人などが該当する |
| 二級以下 | 実務の多くを担う |
特級は数えるほどしかいません。五条悟、乙骨憂太のほか、九十九由基などが挙げられます。
この階級にいること自体が、乙骨の異常さを示しています。高専に入った時点で、すでに特級に相当する力を持っていました。
模倣という能力
乙骨の戦い方には、特徴があります。
他人の術式を一時的に模倣できるとされます。これが五条の体を使う場面でも生きました。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 模倣 | 他者の術式を一時的に使える |
| 呪力量 | 極めて多い |
| 結果 | 状況に応じて戦い方を変えられる |
固有の術式で押し切る型ではありません。相手や状況に合わせて、必要な手段を選べる人物です。
羂索の術式を使えたのも、この性質と無関係ではありません。敵の手段を取り込むという発想が、この人物には自然に成立します。
五条の穴を埋めるということ
26巻・第236話で五条が死んだあと、術師側は最強を失いました。
| 状況 | 内容 |
|---|---|
| 五条の死 | 26巻・第236話。宿儺に敗れる |
| 問題 | 宿儺に単独で対抗できる術師がいなくなる |
| 乙骨の選択 | 五条の体を使い、その力を引き継ぐ |
誰も宿儺に届かない状態を、乙骨が引き受けました。師の体を使うという方法は、通常なら選べないものです。
そして最終的に、宿儺を倒したのは虎杖悠仁でした。乙骨が時間を作り、虎杖が決着をつけた形です。
ひとりで解決するのではなく、複数の術師で分担する。五条の死以降、この作品はその形へ移っています。
0巻から本編への流れ
乙骨の物語は、0巻から本編へつながっています。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 0巻 | 里香に取り憑かれた状態で高専に入る |
| 0巻の結末 | 夏油傑を退け、里香が解呪される |
| 本編序盤 | 海外にいるため登場しない |
| 本編中盤以降 | 合流し、重要な役割を担う |
| 終盤 | 五条の体を使い、宿儺と戦う |
0巻を読んでいるかどうかで、本編での印象が変わる人物です。いきなり強い先輩として現れるか、経緯を知ったうえで見るかの差があります。
特に夏油との因縁は、0巻を読まないと分かりません。本編で羂索が使っている体は、乙骨が退けた相手のものです。
読者から見た乙骨
乙骨は本編で、扱いの難しい立場にいます。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 実力 | 特級。五条に次ぐとされる |
| 登場時期 | 本編では中盤以降 |
| 役割 | 五条不在の穴を埋める |
強すぎる人物を出すと、物語の緊張が下がります。そのため乙骨は、本編序盤では海外にいるという形で外されていました。
五条が死んだあとに合流するのは、その意味で必然です。最強がいなくなった穴に、次点の人物が入る構造になっています。
体を借りるという選択
乙骨が五条の体を使った判断には、重い前提があります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 手段 | 敵である羂索の術式 |
| 対象 | 師である五条悟の遺体 |
| 理由 | 宿儺に対抗できる術師が他にいない |
敵の方法で、師の体を使う。どちらも本来なら選ばない手段です。
それでも選んだのは、他に手がなかったためでした。術師側が追い込まれていた状況が、この判断に表れています。
乙骨憂太の読み方
この人物の名前も、読み方を調べられることが多いものです。
| 名前 | 乙骨憂太 |
|---|---|
| 読み | おっこつ ゆうた |
| 関係する人物 | 祈本里香(おりもと りか) |
「乙骨」は「おつぼね」ではなく、「おっこつ」と読みます。珍しい姓のため、初見では読みにくいものです。
作中で深く関わる祈本里香も、同じく読みに迷う名前です。「いのりもと」ではなく「おりもと」と読みます。
本編では「乙骨」と姓で呼ばれる場面がほとんどです。名前まで呼ばれるのは、里香との場面に限られます。
乙骨憂太に関するよくある質問
乙骨憂太は死亡しますか?
死亡しません。宿儺との決着後、自分の体へ戻ります。
第260話に出てきた五条は誰ですか?
乙骨憂太です。第261話で正体が判明します。五条本人の復活ではありません。
どうやって五条の体を使ったのですか?
羂索の術式を使いました。脳を入れ替えることで他人の体を使う方法です。
五条の遺体はなぜ残っていたのですか?
憂憂の瞬間移動で回収され、家入硝子が縫合していました。
祈本里香とは誰ですか?
乙骨の幼馴染です。事故で死亡したあと、乙骨に取り憑いて特級過呪怨霊となりました。
里香がいなくなっても強いのですか?
強いままです。0巻で解呪されたあとも、特級呪術師として活動しています。
乙骨は夏油傑を倒したのですか?
右腕を奪って退けました。とどめを刺したのは、逃げた先で見つけた五条悟です。
乙骨と五条はどういう関係ですか?
五条は乙骨の教師にあたります。乙骨が五条の体を使ったのは、その師の遺体でした。
『呪術廻戦0』とは何ですか?
本編の前日譚にあたる作品です。乙骨憂太が主人公で、夏油傑との対決が描かれます。
最終的に乙骨はどうなりましたか?
自分の体へ戻り、生存します。
まとめ
- 乙骨憂太は死亡せず、宿儺との決着後に自分の体へ戻る
- 五条悟の遺体に乗り移り、その体で宿儺と戦った
- 使ったのは羂索の術式で、脳を入れ替えて他人の体を使う方法
- 第260話では五条本人に見えたが、第261話で乙骨だと判明する
- この二話は五条の死を改めて確定させる場面でもある
- 『呪術廻戦0』の主人公で、夏油傑の右腕を奪って退けている
- 祈本里香が解呪されたあとも、特級呪術師として実力を保っている
敵が使っていた手段を、味方が使う。師の体を借りて戦い、返して終わる。乙骨憂太の役割は、この作品でも特に重いものでした。
この記事について
執筆・編集: マンガノシラベ編集部
公式コミックスおよび公開されている史料をもとに作成しています。内容に誤りを見つけられた場合はお問い合わせよりご連絡ください。

