氷の城壁のあらすじは?どんな話なのか整理
氷の城壁は、他人との間に壁を作ってしまう高校生と、その壁にかまわず距離を詰めてくる同級生の話です。
バトルや事件が起きるわけではなく、教室の中の空気と、言えなかった一言が積み重なっていく群像劇です。以下に公式のあらすじと、アニメ第1期の流れをまとめます。
結論
- 人と接するのが苦手な氷川小雪の前に、距離を詰めてくる雨宮湊が現れる
- 小雪・美姫・湊・陽太の4人のすれ違いを描く群像劇
- 恋愛だけでなく、友情や自意識の話としても読める
公式サイトのイントロダクション
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 主人公 | 人と接するのが苦手で、他人との間に壁を作ってしまう高校生・氷川小雪 |
| 始まり | 幼なじみの安曇美姫以外誰ともつるまず静かに過ごしていた小雪の前に、なぜかぐいぐい距離を詰めてくる雨宮湊が現れる |
| 小雪の立ち位置 | 孤高の女子 |
| 美姫の立ち位置 | 学校のアイドル |
| 湊の立ち位置 | 距離ナシ男子 |
| 陽太の立ち位置 | 優しく穏やかなバスケ部員 |
| 作品の説明 | 青春のすれ違いが織りなす群像劇 |
公式サイトは「群像劇」と説明しています。主人公1人の物語ではなく、4人それぞれの視点が描かれます。
「不器用で、じれったくて、それでも愛おしい」というのが公式の言葉です。読んでいてもどかしい作りになっているのは意図されたものです。
物語の入り口(アニメ第1話〜第5話)
| 話数 | 出来事 |
|---|---|
| 第1話「線と壁」 | 高校1年の2学期。面識のない別クラスの湊に声をかけられ、小雪の日常が変わり始める |
| 第2話「鍵師」 | ナンパされて困っていた小雪を陽太が助ける。小雪は陽太に心を開いていく |
| 第3話「3+(←)1」 | 小雪・美姫・陽太の3人に湊が加わる。思惑がすれ違ったまま交流が深まる |
| 第4話「不可侵」 | 小雪は内側を知られることに戸惑い距離をとる。五十嵐が明天高校にやって来る |
| 第5話「変化」 | 拒絶された湊がショックを受け、小雪も後悔する。陽太が2人の間を取り持つ |
最初の5話で4人がそろいます。ただし全員が別の勘違いをしたまま近づいていきます。
第4話で早くも五十嵐が登場するのが特徴です。小雪の過去は物語のかなり早い段階から匂わされています。
物語が動くところ(アニメ第6話〜第14話)
| 話数 | 出来事 |
|---|---|
| 第6話「新学期」 | 2年生へ。湊が小雪を気にし始める。小雪が陽太を好きなのではと勘違いする |
| 第7話「孤と個」 | 小雪が陽太の家庭事情を知る。両親の離婚を経験している小雪が陽太に寄り添う |
| 第8話「等し並み」 | 高校デビューした美姫が、アイドル像を演じることに限界を感じ始める |
| 第9話「自覚」 | 湊が小雪への気持ちを自覚する。小雪は月子と仲良くなる |
| 第10話「春」 | 4人で遊園地へ。湊が小雪に誕生日プレゼントを渡す |
| 第11話「転回」 | 秋音との出会いから小雪の中学時代が明かされる |
| 第12話「霹靂」 | 小雪が湊に特別な感情を持ち始める。桃香が距離を詰めてくる |
| 第13話「認識」 | 体育祭。小雪が陽太に初めて気持ちを打ち明ける |
| 第14話「爆弾」 | 陽太が美姫に告白する決意を小雪に伝える |
第7話と第8話で、小雪以外の人物も壁を持っていることが示されます。タイトルの「氷の城壁」は小雪だけの話ではありません。
第11話が転換点です。ここから小雪の過去が今の生活を侵食し始め、第14話の告白の決意まで一直線に進みます。
原作の後半で描かれること
| 巻 | 内容紹介の要点 |
|---|---|
| 12巻 | 桃香と別れて元気のない湊のために美姫がサプライズで誕生日祝いを企画。帰り道に美姫が陽太と2人きりになる |
| 13巻 | 付き合い始めて互いへの気持ちを深めていく小雪と湊。美姫は陽太に告白しようと決めて2人で出かける |
| 14巻 | 小雪が湊と自宅で誕生日を過ごし、秘めていた想いを吐露する。美姫も陽太の家を訪れる。時は流れて新しい季節へ |
ここに挙げたのは集英社の書籍ページに載っている内容紹介です。アニメ第1期より先の展開が、出版社の説明だけでもおおよそ追えます。
アニメで描かれた範囲は原作の7巻までです。残る7巻分でこれだけのことが起きるため、後半のほうが動きは多いことになります。
作品の大きさ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 話数 | 全117話 |
| 単行本 | 全14巻(完結) |
| 連載期間 | 2017年冬〜2022年4月29日 |
| 累計発行部数 | 300万部超(電子含む・2026年8月末時点) |
| 受賞 | タテ読みマンガアワード2024 完結済み部門1位 |
1話が短いタテ読み形式のため、117話でも一気に読み進められます。単行本に換算すると14巻です。
完結したのは2022年ですが、アニメ化された2026年に読者が大きく増え、累計300万部を超えました。
よくある質問
どんなジャンルの作品ですか?
高校生の恋愛と友情を描いた群像劇です。公式サイトも「青春のすれ違いが織りなす群像劇」と説明しています。
主人公はどんな人物ですか?
氷川小雪という高校生です。中学時代のトラウマから他人との間に壁を作ってしまい、陰では「女王」と呼ばれています。
恋愛が主軸ですか?
恋愛は大きな軸ですが、友情や自意識の話も同じ比重で描かれます。第8話では美姫が「アイドル像」を演じる苦しさが中心になります。
話はどこから始まりますか?
小雪が高校1年の2学期からです。別クラスで面識のなかった湊に声をかけられる場面が始まりです。
完結していますか?
原作は2022年4月29日に全117話で完結しています。単行本は全14巻です。
1話がどこから読めますか?
LINEマンガの公式連載のほか、少年ジャンプ+やマーガレット リマコミ+でも各話が配信されています。
この記事について
執筆・編集: マンガノシラベ編集部
公式コミックスおよび公開されている史料をもとに作成しています。内容に誤りを見つけられた場合はお問い合わせよりご連絡ください。



