魔法少女育成計画はグロい?鬱アニメと言われる理由|作者の狙いは「魔法少女がグチャグチャになる」話
『魔法少女育成計画』は、検索すると「グロい」「鬱」「怖い」といった言葉が並ぶ作品です。かわいい絵柄から想像する内容とは大きく違うため、驚く人が多いのでしょう。
この記事では、そう言われる理由を、作者の発言や作品の作りから整理します。結末の詳しい内容には触れません。
結論
- 作者は企画の段階で「魔法少女がグチャグチャになるのが書きたい」と伝えていた
- 第1期では16人のうち14人が命を落とす
- 少女でもひどい目に遭い、視点人物でも生死が分からない作りを意識している
- アニメ第1話は明るく見せつつ、冒頭と最後に不穏な場面を置いている
グロい・鬱と言われる理由

| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 犠牲者の多さ | 第1期では16人のうち14人が亡くなる |
| 容赦のなさ | 子どもや妊婦の魔法少女も例外にならない |
| 裏切り | 仲間や憧れの相手を蹴落とす展開がある |
| 落差 | かわいい魔法少女の姿と、命がけの戦いの差が大きい |
一番の理由は、主要な登場人物が次々と命を落とすことです。どのキャラクターが生き残るか予想できない作りになっているため、見る側も気が抜けません。
戦いの描写も、魔法少女の力でぶつかり合うため激しいものになります。
作者が語った狙い
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 企画の最初 | 魔法少女の学校が舞台で、生徒が食料にされるディストピア系の内容だった |
| 担当編集との打ち合わせ | 何を書きたいかと聞かれ「魔法少女がグチャグチャになるのが書きたい」と伝えた |
| そこから | 現在の作品の内容が固まっていった |
作者の遠藤浅蜊は、最初から過酷な魔法少女の物語を書こうとしていました。ただし、最初からひどい目に遭わせることを目的にした作品は好きではなく、あくまで結果としてひどい目に遭う作品が好きだと述べています。
「お約束」を外した作り
| 考え方 | 内容 |
|---|---|
| お約束を好まない | 物語の見えない部分にある「お約束」を取り払う |
| 少女でも容赦しない | 少女であってもひどい目に遭う |
| 視点人物でも安全ではない | 視点の人物でも生きるか死ぬか分からない |
| 禁じ手なし | 読者が驚くような作品を目指す |
主人公の視点で描かれた人物でも、次の場面で命を落とすことがあります。この「誰が死ぬか分からない」緊張感が、怖いと感じる理由の一つです。
人数の決め方
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 考え方 | 人数がどんどん半分になっていく感じがサスペンスとしていい |
| 検討 | 32人では多すぎる |
| 結論 | 16人になった |
16人という人数は、半分ずつ減っていくサスペンスを意識して決められました。16人から8人へ、という分かりやすい数字が緊張感を生んでいます。
アニメ第1話の見せ方
| 場面 | 内容 |
|---|---|
| アバン | 最初から不穏な雰囲気を押し出す |
| 本編 | 明るい魔法少女ものとして描く |
| Cパート | 再び不穏な場面で終わる |
監督は、制作会社が過去に人がたくさん死ぬアニメを作っていたため、不穏な作品だと思って見る人がいることを想定していました。そこで開き直って冒頭から不穏さを見せ、本編では雰囲気をがらりと変える構成にしています。
苦手な人が知っておきたいこと
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 犠牲の多さ | 好きになったキャラクターが亡くなることを覚悟しておく |
| 描写 | 戦いや死の場面がはっきり描かれる |
| 救い | その一方で、他人を守ろうとする魔法少女の姿も描かれる |
残酷な場面だけでなく、誰かを守ろうとする魔法少女たちの姿も物語の大きな柱です。主人公スノーホワイトは、この経験を経て悪事を働く魔法少女を捕まえる道を選びます。
登場人物が抱える重い背景
| キャラクター | 背景 |
|---|---|
| ハードゴア・アリス | 母を殺した罪で父が服役しており、叔父夫婦の家で暮らす。自分は誰にとっても迷惑な存在だと思い込んでいる |
| トップスピード | 19歳の妊婦。子どもが生まれるまでは生き残りたいと語る |
| カラミティ・メアリ | 夫と娘を虐待して離婚した過去がある |
| スイムスイム | 7歳の小学1年生。殺し合いの残酷さを理解しきれていない |
戦いの描写だけでなく、登場人物それぞれの背景の重さも「鬱」と言われる理由です。短編集では、こうした人物の過去がさらに掘り下げられており、本編で亡くなった魔法少女の素顔を知ることもできます。家庭の事情や将来の夢を抱えた魔法少女たちが、容赦なく試験に巻き込まれていきます。
よくある質問
魔法少女育成計画はグロいですか?
戦いや死の場面がはっきり描かれ、主要な登場人物が次々と亡くなるため、グロいと感じる人は多い作品です。
鬱アニメと言われるのはなぜですか?
第1期では16人のうち14人が亡くなり、救いのない展開も多いためです。
なぜこんなに人が死ぬのですか?
作者が「魔法少女がグチャグチャになるのが書きたい」と考えて作った作品だからです。
怖いシーンはありますか?
誰が次に死ぬか分からない緊張感が続くため、怖いと感じる場面は多くあります。
子どもが見ても大丈夫ですか?
残酷な描写が多いため、注意が必要です。
第1話から怖いですか?
本編は明るく描かれていますが、冒頭と最後に不穏な場面があります。
何人死にますか?
第1期では16人のうち14人です。
restartもグロいですか?
restartでも16人のうち13人が亡くなります。
作者は誰ですか?
遠藤浅蜊です。
ジャンルは何ですか?
ダーク・ファンタジーとバトルです。
この記事について
執筆・編集: マンガノシラベ編集部
公式コミックスおよび公開されている史料をもとに作成しています。内容に誤りを見つけられた場合はお問い合わせよりご連絡ください。



