夏油傑の死亡は0巻|五条悟が終わらせた最期と羂索に体を奪われた理由【呪術廻戦】
この記事には『呪術廻戦』0巻および本編の結末に関する記述が含まれます。未読の方はご注意ください。
『呪術廻戦』で、五条悟と並び立っていた術師が夏油傑(げとう すぐる)です。
その夏油は、非術師を排除する側へ回りました。そして0巻で、かつての親友である五条の手にかかります。この記事では夏油傑の死亡と、死後も体が使われ続けた経緯を整理します。
結論
- 夏油傑は死亡します。『呪術廻戦0』での出来事です。
- とどめを刺したのは五条悟でした。高専時代の同期にあたります。
- 直前に乙骨憂太と里香の一撃で右腕を失っています。敗れて逃げた先で五条に見つかりました。
- 死後、その体は羂索に乗っ取られます。本編に登場する夏油は本人ではありません。
夏油傑とはどんな人物か

| 読み方 | げとう すぐる |
|---|---|
| 立場 | 元・東京呪術高専の学生。のちに呪詛師 |
| 術式 | 呪霊操術 |
| 同期 | 五条悟 |
| 結末 | 『呪術廻戦0』で死亡 |
夏油は高専時代、五条悟と並ぶ実力を持つ術師でした。二人あわせて「最強」と呼ばれる関係にあります。
その夏油が途中で道を外れ、非術師の排除を掲げるようになります。本編に入る前に、すでに袂を分かった状態です。
読み方は「げとうすぐる」
この名前は読み間違えられることが多いものです。
| 表記 | 読み |
|---|---|
| 夏油 | げとう |
| 傑 | すぐる |
「なつあぶら」ではありません。「夏油」は岩手県に実在する地名でもあり、そちらも「げとう」と読みます。
作中では姓で呼ばれることがほとんどです。そのため読みを知らないまま話が進む読者も少なくありません。
呪霊操術という術式
夏油の術式は、呪霊を取り込んで使役するものです。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 呪霊操術 |
| 仕組み | 祓った呪霊を取り込み、自分の手駒として使う |
| 強み | 倒した相手がそのまま戦力になる |
| 代償 | 取り込む際に強い不快感を伴う |
戦えば戦うほど手駒が増える術式です。単独で軍勢を運用できるため、極めて強力でした。
ただし取り込む行為そのものが、本人にとって苦痛を伴います。この術式の性質が、夏油の変化とも無関係ではありません。
五条悟との関係
夏油と五条は、高専時代の同期です。
| 時期 | 関係 |
|---|---|
| 高専時代 | 並び立つ二人として「最強」と呼ばれる |
| ある任務以降 | 夏油の考え方が変わりはじめる |
| 離反 | 非術師の排除を掲げ、高専を去る |
| 0巻 | 五条の手で最期を迎える |
この二人が並んでいた時期は、作中で回想として描かれます。そこには、のちに敵対することを予感させない距離の近さがありました。
五条が教師になったのは、この経緯と無関係ではありません。同じ道を辿る人間を出さないために、育てる側へ回っています。
なぜ道を外れたのか
夏油の変化には、術師という立場そのものが関わっています。
呪霊は人間の負の感情から生まれます。つまり術師は、非術師が生み出したものを命がけで祓い続ける存在です。
| 夏油の見方 | 内容 |
|---|---|
| 呪霊の発生源 | 非術師が生む負の感情 |
| 術師の役目 | それを命がけで祓い続ける |
| 結論 | 非術師がいなければ呪霊も生まれない |
この理屈自体は、筋が通っています。問題は、そこから非術師の排除という結論へ進んだことです。
術師が守るために死に続ける構造に、夏油は耐えられませんでした。五条がその構造を受け入れたのとは、対照的です。
0巻での死亡
夏油の最期は、『呪術廻戦0』で描かれます。
乙骨憂太と里香の一撃を受け、右腕を失いました。敗れて逃げた先の路地裏で、五条悟に発見されます。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 交戦 | 乙骨憂太と対峙する |
| 敗北 | 乙骨と里香の一撃で右腕を失う |
| 逃走 | 路地裏へ逃げる |
| 最期 | 五条悟に発見され、その手で終わる |
敵に討たれたのではありません。かつて並び立っていた相手に、最後を委ねる形になりました。
死後も使われ続けた体
ここがこの人物の特殊なところです。
夏油の死後、その体は羂索(けんじゃく)に乗っ取られます。脳を入れ替えることで他人の体を使う術師です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 乗っ取った人物 | 羂索 |
| 方法 | 頭部に入り込み、体を支配する |
| 結果 | 本編に登場する「夏油」は本人ではない |
つまり本編で暗躍する夏油の姿は、中身が別人です。渋谷事変で五条を封印したのも、この羂索でした。
五条にとっては、親友の顔をした相手と戦うことになります。すでに自分の手で終わらせたはずの人物が、そのまま動いている状態です。
本人が表に出る場面
体を奪われたあとも、夏油本人が現れる場面があります。
渋谷事変で、羂索が体を制御しきれなくなる瞬間がありました。そこで夏油本人が一時的に表に出ています。
この場面は、夏油の意識がまだ残っていたことを示すものと読めます。ただし作中で詳しい説明はされていません。
本人が何を考えていたのかは、明かされないままです。この作品は、重要なところほど断定を避ける傾向があります。
乙骨憂太との対決
夏油を敗北させたのは、乙骨憂太です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品 | 『呪術廻戦0』 |
| 乙骨の力 | 祈本里香という特級過呪怨霊を従えている |
| 結果 | 夏油の右腕を奪う |
乙骨は当時、まだ高専に入ったばかりの学生でした。それが最強格の呪詛師を退けたことになります。
里香は乙骨の幼馴染で、事故死したあとに怨霊となった存在です。その力を制御できるようになった乙骨が、夏油を上回りました。
のちに乙骨は、五条悟の遺体を器として戦うことになります。夏油を倒した人物が、五条の体を使うという巡り合わせです。
羂索の目的
夏油の体を奪った羂索について整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手段 | 脳を入れ替え、他人の体を使う |
| 期間 | 千年単位で複数の体を渡り歩いている |
| 渋谷事変 | 五条悟を獄門疆に封印する |
| 目的 | 呪力を持つ人間を増やし、世界を作り変えること |
羂索は個人の欲ではなく、長期的な計画で動いています。そのために夏油の体と、その顔が必要でした。
夏油の名は呪詛師のあいだで知られています。その立場をそのまま引き継げることが、この体を選んだ理由のひとつです。
真人も羂索に取り込まれました。15巻・第133話「渋谷事変50」で、無為転変だけを抽出されて消滅しています。
五条にとっての夏油
五条悟にとって、夏油は最後まで整理のつかない相手でした。
| 段階 | 五条の状況 |
|---|---|
| 高専時代 | 並び立つ相手として過ごす |
| 離反 | 止められないまま袂を分かつ |
| 0巻 | 自分の手で終わらせる |
| 本編 | 同じ顔をした羂索と対峙する |
一度終わらせたはずの相手が、同じ顔で現れ続けます。五条にとって、これは決着のつかない状態でした。
そして五条自身も、26巻・第236話で宿儺に敗れて死亡します。羂索との決着を見ないまま退場したことになります。
その後、五条の遺体は乙骨憂太が器として使いました。夏油と同じく、死後に体を使われる立場になっています。
体を奪われる人物たち
この作品では、死後に体を利用される人物が繰り返し出てきます。
| 人物 | 体の扱われ方 |
|---|---|
| 夏油傑 | 死後、羂索に乗っ取られる |
| 五条悟 | 死後、遺体を乙骨憂太が器として使う |
| 伏黒恵 | 生きたまま宿儺に受肉される |
| 虎杖悠仁 | 宿儺の器として体を共有する |
体と意思が切り離される状況が、作品の主題として置かれています。自分の体で自分の意思を通せるとは限らないという前提です。
夏油はその最初の例にあたります。0巻で死んだ人物が、本編を通して敵として存在し続けました。
だからこそ、五条の遺体が乙骨に使われる場面が重なって見えます。ただしこちらは、味方が引き継ぐという形でした。
夏油傑に関するよくある質問
夏油傑は死亡しますか?
死亡します。『呪術廻戦0』での出来事です。
誰に殺されたのですか?
五条悟です。乙骨憂太と里香の一撃で右腕を失って逃げた先の路地裏で、五条に発見されました。
夏油傑の読み方は何ですか?
「げとう すぐる」です。「なつあぶら」ではありません。「夏油」は岩手県に実在する地名でもあります。
本編に出てくる夏油は本人ですか?
本人ではありません。死後、羂索という術師が体を乗っ取っています。
羂索とは何者ですか?
脳を入れ替えることで他人の体を使う術師です。夏油の体を乗っ取り、本編で暗躍します。
夏油の術式は何ですか?
呪霊操術です。祓った呪霊を取り込み、自分の手駒として使えます。
なぜ非術師の排除を掲げたのですか?
呪霊は非術師が生む負の感情から発生します。術師がそれを命がけで祓い続ける構造に耐えられず、非術師がいなければ呪霊も生まれないという結論へ進みました。
五条悟とはどんな関係だったのですか?
高専時代の同期で、二人あわせて「最強」と呼ばれる関係でした。五条が教師になったのは、この経緯と無関係ではありません。
夏油本人が表に出る場面はありますか?
あります。渋谷事変で羂索が体を制御しきれなくなる瞬間に、夏油本人が一時的に現れました。ただし詳しい説明はされていません。
五条悟はその後どうなりましたか?
26巻・第236話で両面宿儺に敗れ、死亡します。復活はしません。
まとめ
- 夏油傑は『呪術廻戦0』で死亡する
- とどめを刺したのは高専時代の同期・五条悟
- 直前に乙骨憂太と里香の一撃で右腕を失っている
- 読み方は「げとう すぐる」
- 術式は呪霊操術で、祓った呪霊を手駒にできる
- 非術師の排除を掲げたのは、術師が守るために死に続ける構造に耐えられなかったため
- 死後は羂索に体を乗っ取られ、本編の夏油は本人ではない
自分の手で終わらせたはずの相手が、同じ顔で動き続ける。夏油傑という人物は、死んだあとのほうが長く物語に関わっています。
この記事について
執筆・編集: マンガノシラベ編集部
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