コミック.jp
当サイトはアフィリエイト広告および第三者配信広告を利用しています。
ネタバレ注意
この記事には『タコピーの原罪』最終話の結末が書かれています。未読の方はご注意ください。

『タコピーの原罪』は全16話の短編です。ハッピーを広めに来た宇宙人が、人間の悪意を理解できないまま事態を悪化させていきます。

結論から書きます。タコピーは自分の命と引き換えに、しずかを過去へ送ります。この記事で経緯と結末を整理します。

結論

  • タコピーは自身の命と引き換えに、しずかを愛犬チャッピーが死ぬ前の時間軸へ送ります。
  • タコピーのいない世界でも、二人は理由のわからない悲しみを感じます。
  • 数年後、しずかとまりなは穏やかに話し合える友人になります。
  • 家庭の問題は解決しないままです。そこは変わりません。

作品の基本情報

項目 内容
作者 タイザン5
掲載 少年ジャンプ+(集英社)
連載期間 2021年12月10日〜2022年3月25日
話数 全16話
単行本 全2巻
アニメ 2025年6月28日〜8月2日・全6話
劇場映画 2026年11月27日公開予定

3か月あまりで完結した短編です。16話という長さで大きな反響を呼びました。

あらすじ

項目 内容
時期 2016年
タコピー ハッピーを広めに地球へ来たタコ型宇宙人
出会い 小学4年生のしずかに救われる
タコピーの行動 ハッピー道具でしずかを笑顔にしようとする
しずかの状況 いじめと家庭の問題に苦しんでいる
結果 何度やり直しても状況は悪化していく

タコピーは善意で動いています。それでも事態がよくならないところが、この作品の核です。

時間を戻す道具「ハッピーカメラ」を使い、何度もやり直します。やり直せることが救いにならない、という展開です。

物語が大きく動くのは序盤です。タコピーは、しずかをいじめるまりなをハッピーカメラで殴り、死なせてしまいます。ハッピーを広めに来たはずの宇宙人が人の命を奪ってしまうこの出来事が、題名の「原罪」につながっていきます。

その後の物語は、しずかと東直樹がこの出来事を隠そうとする展開と、まりなの側から見た時間軸の両方で進みます。誰か一人が悪いとは言い切れない形で、子どもたちが追い詰められていくのが前半の流れです。

登場人物

人物 内容
タコピー ハッピー星出身。語尾に「っピ」がつく。人間の悪意を理解できない
久世しずか 小学4年生。家庭崩壊といじめに苦しむ。愛犬チャッピーが心の支え
雲母坂まりな しずかの同級生でいじめの加害者。荒れた家庭環境にある
東直樹 成績優秀な学級委員長。医者の母に束縛されている

加害者側にも事情があります。まりなも家庭に問題を抱えている人物です。

登場する子どもたちは、それぞれ別の形で家庭に縛られています。悪い子と良い子に分かれていません。

最終話の結末と数年後の二人

最終話の結末

項目 内容
タコピーの選択 自身の命と引き換えに、しずかを過去へ送る
送られた時間 チャッピーが死ぬ前
その世界 タコピーは存在しない
二人の様子 理由のわからない悲しみを感じる

タコピーは自分を消すことで、しずかの前提を変えました。やり直しではなく、消えることを選んでいます。

その世界にタコピーはいません。それでも、しずかとまりなは説明のつかない悲しみを抱えます。

数年後の二人

項目 内容
しずかとまりな 穏やかに話し合える友人になる
家庭の問題 解決しないまま

すべてが良くなったわけではありません。家庭の事情は変わらないままです。

それでも、二人の関係は変わりました。すべてを直さなくても、変えられるものはあるという終わり方です。

最終話のラストシーン

場面 描かれること
高校生になった二人 しずかとまりなが、一緒に文房具を選んでいる
チャッピー しずかのそばで元気に過ごしている
タコピー この世界には登場しない

最後に描かれるのは、いじめる側といじめられる側だった二人が、並んで買い物をする姿です。前の時間軸では、まりなはしずかを放課後に呼び出していじめ、タコピーの手で命を落としていました。その二人が、タコピーのいない世界で友人になっています。

ラストシーンは大きな事件のない、ありふれた日常です。タコピーが命と引き換えに残したものが、この何でもない時間だったと読める終わり方です。

最終回の評価が分かれる理由

最終回は、読者の評価が分かれました。「唐突なハッピーエンド」「問題が解決していない」という声がある一方で、二人の関係が変わったことを救いと受け取る声もあります。

受け取り方 根拠になる描写
救いのある結末 しずかとまりなが友人になり、チャッピーも生きている
すっきりしない結末 家庭の問題は残ったまま。二人はタコピーのことをはっきり覚えていない

どちらの読み方も、作中の描写から成り立ちます。大人の問題は子どもの力では変えられない、それでも子ども同士の関係は変えられる、という線引きが最後まで守られているためです。

映画『タコピーの原罪 -ありがとう、また明日-』

項目 内容
公開日 2026年11月27日
内容 2025年に配信されたアニメ全6話を劇場用に再編集し、新しい場面を加えたもの
監督 飯野慎也
声優 タコピー役の間宮くるみさん、しずか役の上田麗奈さんが続投
主題歌 Tele「らびゅー」

映画はアニメの再編集なので、結末は原作・アニメと同じ流れになると考えられます。新しく加わる場面がどこに入るかは、公開後に確かめる必要があります。

よくある質問

タコピーの原罪の結末はどうなりますか?

タコピーが自身の命と引き換えに、しずかを愛犬チャッピーが死ぬ前の時間軸へ送ります。その世界にタコピーは存在しません。

タコピーは死ぬのですか?

自身の命と引き換えにしずかを過去へ送るという選択をします。その結果、タコピーのいない世界が残ります。

しずかとまりなはどうなりますか?

数年後、穏やかに話し合える友人になります。ただし家庭の問題は解決しないままです。

タコピーとはどんな宇宙人ですか?

ハッピー星出身のタコ型宇宙人です。語尾に「っピ」がつき、人間の悪意を理解できないまま事態を悪化させてしまいます。

久世しずかとは誰ですか?

小学4年生の少女です。家庭崩壊といじめに苦しんでおり、愛犬チャッピーが心の支えになっています。

雲母坂まりなは悪役ですか?

いじめの加害者ですが、両親の関係が原因で荒れた家庭環境にあります。単純な悪役としては描かれていません。

何話まであるのですか?

全16話です。2021年12月10日から2022年3月25日まで少年ジャンプ+で連載され、単行本は全2巻です。

アニメや映画はありますか?

2025年6月28日から8月2日にかけて全6話のアニメが配信されました。劇場映画も2026年11月27日に公開予定です。

この記事について

執筆・編集: マンガノシラベ編集部
公式コミックスおよび公開されている史料をもとに作成しています。内容に誤りを見つけられた場合はお問い合わせよりご連絡ください。